今回のテーマは弾のパワーです。
先日まで自分は20番や410番でも猟で使われているんだから、12番の7/8オンスでも大丈夫だろうという考えでした。
たしかに、バイタルゾーンを確実に撃ち抜ける腕があれば問題無いのかもしれませんが、自分はまだまだ未熟者ですのでそんなわけはありません。
なので、先日のような急斜面を駆け下りてくる場合、ある程度弾着が予定位置よりズレても当たる場所を自分は狙います。
まず先日を細かく振り返ります。
今回は1発目は胸、2発目は右足を狙いました。
鹿2匹は、自分の斜め左奥から右やや手前へ駆け下りてきました。
最初は前の1頭目の首を狙おうとしましたが、ある程度スピードがあったので、胸に切り替え発射。
だいたい予想通りの胸に着弾し、両膝が落ち、急斜面とスピードがあったので前転を繰り返し転倒。
派手に転倒していたので、捕ったと思い込み、2匹目へ照準・・・
1匹目が起き上がり、慌てて右足を狙い発射。
着弾位置は、自分の目では見えませんでしたが、鹿の転倒具合をみると真横に吹っ飛んでるので、多分中央の脇腹~腹あたりに着弾しているのではないかと思います。
その後さらに立ち上がり谷を下りていき、3発目は谷の下に向けて撃つ事になるので、バックストップが確認できない以上、撃つ事はできませんでした。
と、あの数秒にいろんな事を考えながら撃ったわけでありますが、さて、今回使用したのはレットバードの射撃用7/8オンス。
射撃でも抜群の集弾率の弾です。
しかし弾頭の重さは7/8オンス(24.8グラム)
本来レットバードの猟用とされているのは1オンス(28.3グラム)
このわずかな差ではありますが、もし1オンスを使用していたのなら起き上がれていなかったのか・・・
こればっかりは、たらればになってしまいますので分かりませんが、少なくとも確率は上がっていたものと思います。
さらにブリネッキの弾頭の重さは1 1/8オンス(31.5グラム)
重さを比較していくとかなり違いがでてきますね。
この猟期中は、自分はブリネッキを使用し鹿を捕っていました。
今回一番の原因は、自分の油断ではありますが、2番目はやはり弾のような気がします。
今後は最低でも1オンスを使用し、集弾率だけで選ぶのではなく、弾頭、薬量、弾速も考慮して弾を選定していきたいと思います。
狩猟とは奥が深い・・・
改めてこの趣味をやっていて良かったと思います。
そして・・・
急遽リロードの弾頭を作成しました。
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たしかに今ぐらいの気候なら良いですね(笑)
ただ、暑くなりだしたら、いろいろ大変そうです。
自分は仕事があるので、巻き狩りだけ参加させてもらってますが、聞いていると罠の見回りもあるらしいので、大変そうです。
>藤本さん
>
>有害やってますねー。この時期でも狩猟がやれるのは羨ましいです!
結局は当たり所なのかも。
そうですね、射撃用でなくても、20番や、410番でも捕られてる方もいらっしゃいますし、口径の大きいエアライフルでも捕れるとも聞いた事があります。
多分バイタルゾーンが狙える条件なら、弾は選ばないんだと思います。
問題はそうでない時ですね。
そんな条件の時に弾のパワーが重要になってくるんだと思います。
どの部位ならどのぐらいの弾で・・・
なんて事は、細かな条件や獲物の個体差でも変わってくると思いますが、やはり今回の件で自分は1オンス以上を使っていこうと思いました。
まだまだ腕も、経験も足りませんね(笑)
>ヒロポンさん
>
>猟期中に80キロぐらいの猪をレッドバードの射撃用で撃ちましたが1発で転がりました。
>結局は当たり所なのかも。