このブログで紹介させて頂いて、何度か買ってみましたとお声がけいただき喜んで頂いたので、紹介してよかったなと思いました。
ただどんな物でも万能では無くこのイヤーマフにもここがな・・・
という所があります。
今日は実体験も含めお話させてもらいます。
まずこの集音イヤーマフのいい所は勿論遠くの音、小さな音を大きくし、近くの大きな音を小さくするという物です。
集音イヤーマフはこれ以外もありますが、自分がこのイヤーマフの購入にいたった、最大の理由はその厚みです。
耳に覆いかぶさる部分、特に下部が厚いと銃を構えた時わずかに当たるんですよね。
ですが、このイヤーマフは比較的薄かったので、迷わずこれを選びました。
アメリカでの評価も高く、なんせ安いのも魅力です。
あと無線機もつなぐ事ができ、いい事ばかり・・・
でもないんですね(笑)
実際自分が使用してて、ここが・・・
という事もありました。
まず一回目が、昨年一人で猟をしている時、歩きながら獲物を探していると、冬にはあまり人がこない山なのに草刈り機の音が聞こえ始めました。
どうやら自分がいる所の逆の斜面ぐらいの道周辺で、草刈りをしているようでした。
そうすると・・・その草刈り機の音ばかり拾ってしまい、他の音があまり聞こえない状態になりました。
とりあえずボリュームを絞り、極力聞こえないようにしましたが、他の音も聞こえづらくなり、いつもより探知範囲が狭くなりました。
それとよく似た体験だったのが先日の有害鳥獣駆除の時です。
自分が待ち場に着き、ボリュームをMAXにしようとしたら、隣に小さな小川が流れており、その水の音ばかり拾ってしまい、結果鹿が来た時には、いつもよりかなり遅れて発見になりました。
それでも鹿には気づかれず撃つまでには余裕はありましたが、本来ならばもっと音で早く探知できる状況でした。
あともう一つは、常にボリュームを大きくしていると、疲れやすくなる事です。
これは多分多くの情報量が耳に入り、脳がいつもより使用されているからではないか?と考えています。
といった事がありました。
どんな良い道具でも、あまり頼りすぎるとダメですね。
場合によってはイヤーマフを外し、必要に応じて変更する事も大切かと思います。
それでも、このイヤーマフは状況に応じて、獲物よりも先に探知できる素晴らしい物だと思うので、もしよければ使ってみて下さいね。
Howard Leight
これで獲物が沢山捕れるといいね!
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