
来年度には全国で12のモデル地区を公募により指定し、ジビエの利用拡大に向けた支援を始めるようで、さらに狩猟者に野生鳥獣を食肉として利用するための処理方法を教える研修を行い、人材を確保し、捕獲後すぐに解体処理できるトラックや、年間1000頭以上を処理できる地域の中核となる処理加工施設も整備するそうです。
細菌や寄生虫の感染拡大を防ぐため、適切な衛生管理を行っている処理施設を認証する制度も設けるようで、かなり本格的に動き出すみたいですね。

猟師の収益性の向上にも触れており、猟をやっている人や、これからやろうとする人達からすれば嬉しいニュースか?
と思いますが、自分は少し不安があります。
23年の425万頭から10年間で210万頭まで半減させる目標を掲げたそうですが、人の欲とは恐ろしい物です。
一度お金が絡むと、見えてた物まで見えなくなり、人までも変えてしまいます。

いまだに現場では誤射が毎年全国でおきている中で、お金が絡むと、さらに増えるのではないかとも思います。
さらに自然とは不安定なもの、急激に減って、歯止めがきかずに瞬く間に絶滅寸前・・・
なんて事にならないように、慎重に考えても頂きたく思います。
それでも、農家の方々や、ハンターにはメリットも多い政策なのは確か。
狩猟で食べていくことはできないものか・・・などを過去に考えた事がありますが、これからそんな事を考えている人達にはチャンスなのかもしれません。
職業ハンターの増加や、企業が乗り出してくる可能性が高くなるのではないでしょうか。
狩猟期間などの不安定供給の事も触れられているので、狩猟期間や、時間などの変更もあるかもしれませんし、これだけ変わると今ままでのあたり前が通じず、新しいやり方、新しい手法が必要になる可能性が高くなると思われます。
自分だったら、自衛隊時代に訓練した夜間戦闘の知識や、山中で負傷した仲間の為の救命処置の知識、なんかが生きてくるかもしれません。
これからの数年で狩猟業界がかなり変化すると思われます。
自分も時代に取り残されないよう、いろんな情報を得て、さらに時代の先をとれるよう、アンテナを張り、新しい技術、新しい手法、新しい道具をさらに考え、常に安全に、これからを見据えていけたらと思います。
これから狩猟界が、自然とより良い形で共存できるように、そして安全に変わっていくといいね!
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個人的な感想ですが。。。
毎度、予算のかかる政策を打ち出す前に、それほど予算もかからない方法があるのではないかと。
本気で害獣被害を抑えたいのであれば、まず狩猟税の廃止をかかげろ!と言いたい。
狩猟税が廃止されれば隣県まで遠征する等も増えるはずです。
ハンター側からすれば、狩猟税の見直しや、もしくは県単位などではなく、関西などのエリアでの登録などにしてもらえればありがたいですね。
もしかすると、今回の政策でそういった事も見直されるかもしれませんよ。
いろいろ期待してしまいますね(笑)
政府の方には、ハンター、農家、自然、いろんな角度から状況を見ていただいて政策を行ってほしいと思います。
>hayateさん
>
>こんにちは。
>個人的な感想ですが。。。
>毎度、予算のかかる政策を打ち出す前に、それほど予算もかからない方法があるのではないかと。
>本気で害獣被害を抑えたいのであれば、まず狩猟税の廃止をかかげろ!と言いたい。
>狩猟税が廃止されれば隣県まで遠征する等も増えるはずです。