2017年07月02日

三重の施設近くで発砲しハンター逃走

先日のニュースで、7月1日11時30分ごろ、三重県いなべ市のサバイバルゲームフィールドの近くでハンターが発砲し、トラブルになったそうです。

話によると、敷地内にハンターが無断で侵入し猟銃を発砲したとの事。

hunter-160297_960_720.png

そして、発砲直後にフィールドの担当者が事情を聴こうとし問いただしたそうですが、名前を明かすことなく、その猟師は車で立ち去ったそうです。

さて、困ったものですね。

自分達ハンターは危険な銃という物を所有し、色眼鏡で見られがちですが、こういった方がでてしまうと、やっぱりハンターは・・・という事にもなりかねません。

そういったイメージが、全てを悪くしてしまいます。

現在警察も捜査しているでしょうし、施設の担当者も弁護士と話をしているそうですが、すぐ見つかるんではないでしょうか。

そこで、今回の件を振り返ります、何が悪かったのでしょう?

とりあえず、逃走してしまったというのはまずいとして、注目は敷地内に入り発砲したという部分。

敷地内とは、かなり曖昧な表現ですね。

自分もそのサバイバルゲームフィールドがどんな所かは分かりませんが、山間部の一部分を使用し、50人前後でエアーガンなので遊ぶ施設のはずです。

という事はその施設の限界はロープやネットで仕切られているのではないでしょうか?

実際そのいなべ市にある施設がどんな所かインターネットで確認してみたんですが、やはりかなり高いネットで仕切られています。

なので、このフィールド自体に入って発砲したものでは無いと思われます。

という事は、この施設付近で発砲し、問題になったのではないでしょうか?

周りは山間部、もちろんその山にも所有者がいるでしょうし、もしかしたら、その施設の運営者の方が山の所有者なのかもしれません。

ですがその山がどんな状態なのか。

その山を何かで囲み、侵入禁止にしていれば、間違い無くハンターが悪いですね。

しかし、それが無く、周辺もその施設だけだったらどうでしょう?

ニュースでも、担当者は現場のいなべ市について「山間部のため、普段からイノシシやシカといった害獣が多いエリア」と話し、いなべ市が害獣駆除のため、有害駆除の許可をあたえている猟師がいると話されてもいます。

とすれば、撃った場所と施設との距離は分かりませんが、場所的には法律上問題無い可能性が高いです。

ですが、あくまで法律上です。

難しい問題でもあるかもしれませんが、やはり誤解を招く行為は極力避けなければなりません。

実際山に入っているのは、ハンターだけではありません。

いろんな方がいらっしゃるので、矢先の確認は勿論ですが、周囲にも配慮し、さらに万が一誤解を招いてしまったのなら、まずは謝罪し、そこから事情を話して理解をお願いしていきたいものです。

こういった事がないよう、明日は我が身、気を付けていきたいと思います。

こういった事は無くしていかないとダメだね!
と言っていただける方は、こちらをポチっと頂ければランキングが上がり励みになります(笑)
にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村





posted by Yu at 05:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 狩猟界を考えて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック