淡路島には以前から猟に行きたいと思っており、今年兵庫県を登録したのも、淡路島に行きたかったので登録したといってもいいぐらいでした。
ですがなかなか行く機会を作れず、そろそろ単独で行ってみるかと昨年の年末ぐらいに予定をしていた時、ブログを見て頂いた大阪のハンターさんがSNSを通じ、メールを送ってきて下さいました。
そして今回の淡路計画となりました。
当日の朝、わざわざ車で迎えに来て頂くというお手間をとらせてしまい、自宅の門で待ち、到着されて初対面でしたのでご挨拶を。
比較的歳も近く、お優しい感じの印象を受け、荷物を積み込み乗車。
ワンちゃんは3匹いて、みんなカッコいいです。
もう1人大阪のハンターさんを迎えに行くとの事で2人で向かいます。
車内ではいろいろ話をしながら、楽しく猟の会話ができ最高です。
そしてもう1人の方と合流。
その方は何度かお会いした事のあるハンターさんで、ハンターさんも覚えていて下さいました。
そして3人で楽しく会話をしながら淡路に向かいます。
そして現地に向かう際、その日のやり方を聞きます。
自分はてっきり待ちに入ると思っていましたが、犬を所有されているハンターAさんがYuTLRさんは自分達がやっている近くで1人で歩いてやってもらっていいですよとの事。
詳細を聞くと、指定したスタート位置から、大体の目的地(ハンターBさんがいる待ちの方向)に向かって歩いてきてもらえれば、YuTLRさんが起こした獲物が待ちにかかるかもしれないし、逆に犬が起こした獲物がYuTLRさんの方に行くかもしれないとの事でした。
そんなやり方もあるんだと思いGPSでスタート地点や地形や植生など、その他の情報を聞きます。
そして犬用のGPSが自分に渡され、そして親機はハンターA、Bさん両方が持つ事で、犬と自分の位置が常に分かるという感じです。
さらに、歩き方は任せますので、無線か携帯で連絡したら近くの道まで下りてきてもらえれば、車で拾いにいきますとの事。
いろいろ気を使っていただいて、なんか申し訳ないぐらいだなと思いながら、スタート地点で下ろしてもらい1R目開始!
早速近くの竹藪に入って行くと・・・
すごい・・・
あるある、新しい鼻跡だらけ・・・
古い鼻跡に新しい鼻跡が重なり、もう猪ここにいますから状態(笑)
この竹藪内にいるだろうと、忍ぶ事さて置き、出てこい出てこいと探しまわりますが出ず、先に向かう事にしました。
そして歩いて10分ほどで枯れた沢にあたり、枯れた沢を歩くか、斜面の獣道を歩くかの2つの選択肢がありました。
道をみると斜面の獣道の方に足跡があったので、こっちにしようと斜面を歩く事に。
そして歩く事5分、ハンターAさんからそろそろ犬入れますよとの無線が。
とその時。
パキン!
何か枝が折れる音が。
足を止めます。
何処だ・・・
パキ、ザザザ。
音からして、だいぶ太い枝が折れてる。
という事はでかい!
少し変な体制でしたが、体は動かさず、目だけ動かし探します。
ザザザ、バキ!
音が竹の音に変わった・・・
どうやら逆斜面にいるようで、斜面の上の方に竹藪が見えます。
あそこか・・・けど見えない!
体勢をゆっくり変え、探します。
ただ位置が悪く、竹藪全体が見渡せません。
しまった・・・沢に下りてたら見えたのに!
後悔しながら探していると、ガサガサガサ!いきなり走り出しました。
とその時、倒れた竹通しの下を黒い影が横切った!
猪・・・だよな・・・、いや万が一犬って可能性が・・・と思っていると
ワンワン!
猪であろう物が走ってる方向の逆側から、犬の声がし始めました。
くそ~、やっぱり猪だったよな~。
犬は確認できませんでしたが、猪であろう物の距離をおいた後方を、同じ方向に走っていきました。
くそ~と思いながら、猪であろう物がいた斜面に向かいます。
そして斜面を登り、そのあたりをいろいろ確認し、その後その方向を追って行く途中で無線が入り、犬がだいぶ遠くまでいってしまったので下りてきて下さいとの事。
ん~残念、けどこの斜面も猪の鼻跡やフンが多いなと確認しながら下山します。
そして下山し、犬を回収したハンターAさんとBさんが車で迎えにきてくれ、2R目をやる違う山へ。
そしてまた詳細を聞きスタート地点で下ろしてもらい、2R目スタート!
スタート直後の山中、良い感じのヌタ場が
これは期待できるかもと歩いて行きますが、最初だけで歩く方向にはほとんど跡がありません。
逆だったら違ったのかな~と思いながら目的地方向に歩きます。
そしてだいぶ探しながら歩き、ちょっとした斜面を登り少し歩くと右手に背の低いブッシュがありました。
まあこんな低いブッシュの中にはいないか(笑)と気を抜きGPSを見ようとした瞬間。
ガサガサガサ!
出た猪!というよりウリ坊、小っさ!
急いで照準を合わせますが、ゲキ速!
今まで見た中で最速です。
1発目!・・・
外れた!
2発目撃つ前に少し登られ、バックストップが無い所へ・・・これじゃ撃てない!と2発目は断念し射撃位置を変える為走ります。
ただ、あのスピードでは追いつけるわけもなく、見失いました。
あの小ささだったら、他の兄弟や親がいるんじゃと思い辺りを探しますが気配はありませんでした。
残念と思っていたら、この山ではダメそうだと連絡が入り、そこから下山していきました。
そして下山し麓の道で車を待っていると、近くの家の奥さんが声をかけて下さり、獲れた?猪いる?との事。
今小さいのが1匹いましたよとお伝えすると、家も上に罠かけてるんだけど今年は全くなのよ、昨年は5匹獲れたのにね~との事。
どうやらこの山は今年はさっぱりらしい。
淡路島でもそういう事あるんだと思いながらいろいろ話をさせて頂き、お兄ちゃん次来る時はここまで車上げてきなよ!と言って頂けました。
こういう現地の方と仲良くなるとなんか気持ちがいいですね。
ありがとうございます!とお礼を言いハンターA、Bさんと合流し、昼の部に以降していくのでした。
次回は後編!デカ猪が!
人とのつながりって本当に感謝だね!
と言っていただける方は、こちらをポチっと頂ければ励みになります!

にほんブログ村