激濁りだったら釣りに切り替えれるように釣りの用意もしていきます。
そしていつもの地元の釣り仲間達と共に日本海へGO!
若干1名寝坊したので置いていき、残りのメンバーで無事5時頃到着。
海を確認すると、思いのほか濁っておらず、いけそうだったので魚突きに決定!
釣りのメンバーは少し離れた所で釣るようで、先に自分を下ろしてもらい準備にかかります。
そして準備がほぼ終わり、友人達も行こうとした時、ある3人組に声をかけられました。
突きですか?と聞かれたのでそうですと答えると、自分達も突きをしにきたとの事で、魚突きをされる方と海でお会いするのは初めてでした。
魚でかいのいますか?と聞かれたので、10m越えればそこそこ大きいのいますよと言うと、漁師来ますか?とも聞かれたので、ここでは何も言われたことないですよと言うと、3人で話をされて、銛持っていく?というのが聞こえたので、貝がメインなのかな?と思い、早々に失礼させて頂きました。
そして5時半頃入水!

まだ少し暗く、若干は濁っていますが、この程度なら問題無し。
今日はアクションカメラを付けてきているのと、引きゴム14mm1本引きから12mm2本引きに変更してきているので、どうなるか楽しみです。
そして進んでいくとちょうど岩の割れ目にそこそこサイズのキジハタ発見!

よしよしといつも通りにゴムを引きます。
引いた感じは14mmの1本引きよりは力がいりますが、引きづらいと言う事もありません。
自分の銛はドライバー仕様の柔らかいシャフトで作っていますが、巻き引きすればそれも問題無さそうです。
そして狙いをつけ・・・発射!
シュバ!!!
速っ!
思った以上の初速です。
と肝心の魚には当たらず逃げられてしまいました。
と、ここでアクシデントが・・・
なんと銛先が岩に突き刺さり取れません!
思いっきり引いたり横に振ったりしますが全く取れず・・・
まずいぞ・・・と思い銛先を分離し、ひとまず浮上。
思いのほか初速が上がり、岩を貫くパワー。
12mm2本引き恐るべし・・・
これは引き方や撃つ角度考えないと、すぐ銛先が終わるなと思いながら銛を放して潜行していきます。
そして銛先を両手で引っ張ります。

が、それでも外れません。
連続で潜行していますし、無駄に力んでるので酸素の消費量が激しく、苦しくなるのが早い。
くそっ!と思いさらに頑張ろうとした時、ふとある事を思い出しました。
それはたしか昨年、自分よりも遥かに経験豊富で有名な魚突き士の方が、銛を探している最中に亡くなられた事でした。
あきらめよう・・・ここは頑張る所じゃないと頭を切り替え浮上。
予備の銛先も持ってきてたので装着。

これも経験だなと諦めて、獲物を探します。
そして泳いでいくと先ほどの3人組の方達と思われる方々がいました。
どうですか~?と聞かれたのでまだ何も獲れてないですと言うと、あんまりいませんね~との事でした。
そしてふと装備を見てみると・・・

!!!
スピアガン(水中銃)!?
スピアガンは漁師以外日本では禁止されているはずじゃ・・・
なるほど、だから漁師がくるか聞いてきたのか・・・という事は・・・
周囲を見渡すと・・・
!!!
やっぱり!

まさか3人共スピアガン!?
この近い距離でスピアガンが3人。
射程などは分かりませんが、猟銃の免許みたいに講習や試験なんかも無いと思いますし、もし誤射されたら・・・・
そう思ったら怖くなり緊急離脱!
無いとは思いますがまだ濁っているので、仮に同じ魚を獲ろうとした際、自分は銛なので近づいた時などに誤射されたら怖い。
自分はまだ素人ですし、3人共自分より少し年上に見えましたが、やっぱり同じ魚突き士といえど、ちょっと困るな・・・
と思いながら別の場所に泳いで移動しました。
気を取り直して獲物を探しているとすごい良い獲物を発見!
初めて見た・・・真鯛!
40㎝前後はありそうです。
真上から狙いを合わせます。

そして・・・発射!

当たった!
!!!
え~!弾かれた!
うそっ!!!
ちょっと遠かったけど12mm2本引きっすよ!
ただ銛先が研ぐのを忘れた銛先だったので、そこが少し悔やまれます。
痛い思いさせただけだな・・・
と、しょんぼりしながら他の獲物を探しにいくのでした。
(後編につづく!)
魚突きもルールを守って、楽しくやりたいよね!
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