有名なメーカー、ガーミンの64SJです。
以前から欲しかったモデルで、実はこのタイミングで買う事を決めていました。
と言うのも、このモデルはアメリカの衛星GPSの他に、ロシアの衛星GLONASS、そして日本の衛星みちびきに対応したモデルになっており、11月より、みちびきが本格運用される事を以前からリサーチしていました。
なのでこの3ヵ国の衛星で更なる精度の測位を期待して購入に至ったわけです。
そして先日山で使用した感想は・・・
いいですね、まず現在の測位が早いです。
そして大きい画面で見やすい。
ボタン式なのでグローブをしていても操作ができる。
あと今まで使用してきたGPSより精度がかなり高く、特に深い山での精度がかなり良い感じです。
ただ、たまに木々の生い茂った深い山の谷などに入ると、誤差が大きくなったりしましたので、基本は周りの地形を把握し、GPSと照らし合わせて確認する事が必須です。
さてそんなGPSですが、自分は現在地の把握や遭難防止といった以外の使い方をしています。
今日はそんな話をしてみたいと思います。
そもそもなぜGPSを使用するのか?
理由は人それぞれかと思いますが、圧倒的に多いのが、先ほどあげた現在位置の把握や、山での遭難防止などではないでしょうか?
自分も購入の理由として、勿論それもあるのですが、それ以外に2つの理由があります。
その理由が・・・
・虎の巻の作成
・猪の居場所やルートの判別
の為です。
自分は山に単独で入れば基本猪の食み跡や足跡を追っていきます。
ですが、最初から最後までしっかりと綺麗に足跡などが続いている事はまずありません。
途中で分からなくなる事や、見づらくなる事が当たり前で、そうなったら顔を地面近くに近づけて、鑑定士みたいな事を行うのも少なくありません。
それでだいたい分かる事もあれば、それでも分からない事もよくあります。
そこでGPSを見ます。
今までのルート的にこの猪はどちらに向かっているのか?
その先にはどんな地形、植生があるのか?
そういった情報も見るためにGPSを見ます。
なので、自分は等高線が絶対です。
そういった事を含めこのGPSを選びました。
そしてもう一つが虎の巻の作成。
猟のデータをとっているのは多分自分だけではないと思います。
猪に出会った場所、獲った場所、濃い場所、寝屋、あらゆる情報を地図上にマークして記録しています。
なので、昨年まで使っていた自分の携帯の地図には、そんな情報が満載です。
この情報がたまっていけば、このGPSをみる事で、その山の時期、時間、気温、その他条件にマッチした猪の動きが分かってくると思い、少しづつ自分だけの虎の巻を作っていってます。
と、あんまり通常の使い方ではないのかもしれませんが、少しでも猪に近づけたらと無い知恵を振り絞る毎日です(笑)
同じような使い方をされてるハンターさんも勿論おられると思いますが、自分もこれからもさらに猪に近づく為に、一つの手法として活躍してくれればなと思います。
GPSってやっぱり便利だね!
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