最近は時代なのか、家にいるとすぐゲームだったりテレビや動画を見続けるので、公園にでも行こうかと考えた所、そういえば以前に【お父さんは山で何をしているの?】と聞いてきた事を思い出し、キャンプ以外で山に連れて行った事もなかったので、いい機会かなと思い猟場である山に連れて行ってみる事にしました。
しかし子供達はまだ5歳と3歳。
山は楽しい所でもありますが、いろいろ危険も沢山ある事も理解しているので、大人は多い方がいいかなと思い、弟にも連絡し、事情を話し来てもらう事にしました。
そして合流し、子供達と初めて猟場に向かいます。
走る事1時間弱、猟場に到着。
子供達もいるので、猟果は期待しませんが銃も持ってきました。
いつも4つ足を追っている所で、他のハンターも見た事がなく開けた場所も多い所なので比較的安心です。
早速車から下りると、その辺の枝を拾って振り回したり、石を投げたり、走り回ったりしています。

最近近くの公園でも、良い事でもあるんですが、人工的に綺麗にされており、そういった自然な部分が少なくなっていました。
なので、普段見ない背の高い草木だったり、木の実、大量のドングリなど、本当に楽しそうでした。

遠くに飛んでいる鳥を指さしたり、普段聞かない鳥の声に、何?鳥さん?と興味津々。
そうこう遊んでいると、近くにヒヨドリの鳴き声が聞こえてきました。
よし、お父さん、鳥さん獲ってくるよと伝え、少し離れて木の下で銃を構えます。
一応耳をふさいでおきなさいと伝え、みんな耳に手をあてます。
そして矢先を確認し、ヒヨドリに狙いを定め・・・
バン!
ドサッ!とヒヨドリが落ちてきました。
獲れたよとヒヨドリを持って子供達の元へ戻ります。
すると・・・
すごい音だね!という反応が。
そしてどんな反応を見せるかなと思い、獲れたヒヨドリを見せてみました。


二人とも興味深々で、つついたり、【かわいそうだね】、【これ食べるの?】など、子供ならではの新鮮な疑問や質問が返ってきました。
そうだよ、普段君達が好きで良く食べてる唐揚げも元はこういった鳥さんなんだよと伝えると、分かってるのか分かっていないのか、笑いながらまた遊び始めました(笑)
そして遊びの合間に、山の怖さ、鉄砲の危険性、自然の素晴らしさ、楽しさ、面白さなどを話してみましたが、まだ小さい子達には少し難しい話だったかもしれません。
危ない事、危険な事、そういった事を遠ざける事が多い世の中。
危ない猟場に連れて行き、子供の横で凶器ともなりうる銃を撃ち、動物の死体を見せる、といった教育が正しいのかは、自分も分かりません。
ですが、そういった場所や物を見せ、話す事で何がどうしたら危険で、どういった事が危ないのかという事が実感として理解していくのではないのかなと思っています。
今回猟場に連れて行って楽しそうな子供達を見ていると、また連れて行こうかなと思いました。
いろんな事を知り、経験し、そして命と向き合って、自分なりの答えをいつか成長し大きくなった時、聞かせてくれる事を楽しみに、未熟な父として見届けていけたらなとそう思います。
子供達のこれからが楽しみだね!
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