2019年01月23日

外傷による止血法

先日猟をされていたハンターさんが猪に襲われてしまい命を落とされたというニュースが流れてきました。

本当に残念であり、ご冥福をお祈りいたします。

そして改めて、狩猟の危険性が理解でき、毎回怪我無く安全に終えれている事に感謝したいと思いますが、いざ何かしらの理由で怪我をしてしまった場合どうすればいいのか、そんな事を今日は考えてみようと思います。

さて、怪我についても様々ありますが、今回は先日のハンターさんが亡くなられた要因1つである失血、そこに注目してみたいと思います。

今回は猪に噛まれてそこから出血したとの事でしたが、人は外傷などから約3分の1の血液が失われると、出血性ショックになる事があり、また2分の1以上失われると心停止になる可能性がでてくると言われています。

その為、出血したら素早く止血を行う必要があります。

ただ自分達は山の中を歩くわけですから、ファーストエイドキットはあっても、本格的な医療装備などは持っていない事がほとんどだと思います。

そういった状態の中で、できるだけ適切で、迅速な止血ができるかどうかがカギとなるわけです。

以前猟に持って行きたいファーストエイド(応急グッズ)でファーストエイドの重要性を書かせて頂きましたが、止血についてはあまり触れませんでした。

止血方には様々ありますが、一般的によく知られていて普段からされているのは直接圧迫止血法だと思います。

傷口にガーゼなどの清潔な物をあててそのまま圧迫させ止血する方法です。

ガーゼや包帯、タオルなど、清潔な物があればいいですが、無ければ着ている服などでもいいので、素早く傷口にあてます。

そして圧迫し止血を行います。

近年止血に有効なエマージェンシーバンテージというのもありますので、こういった物を用意しておくのも有効かと思います。

「イスラエルバンテージ」として知られる個人用エマージェンシーバンテージ (4" インチ)


ただ、それでも出血が止まらない時はどうすればいいのか。

次は緊縛止血法が有効であると思います。

主に手や足を負傷し、直接圧迫止血法では止血できない時に使用します。

どんな止血法かと言うと傷口より心臓側の動脈を止血帯などで縛るというものです。

GRACEZING 止血帯 軽量駆血帯 止血バンド/ ベルト 実物軍用 CAT 米軍装備 海兵隊 新型コンバット タクティカル ミリタリー サバイバルゲーム 緊急 応急処置/ 手当 医療 バックル付き メディカルグッズ アプリケーション ワンタッチ(ブラック)


この止血法はかなりの止血効果が得られると言われてますが、故に止血帯から先に血液がいかず、長時間行ってしまうと、細胞が壊死してしまう恐れがあります。

その為30分~1時間に1回は止血帯を緩め、血を流し壊死を防ぐ必要があります。

止血帯があればそれに勝るものはありませんが、所持されている人は少ないはず。

自分もその一人ではありますが、最悪緊縛止血が必要な状態に陥ったら、ロープを持っているので、それとライト(シュアファイア)で縛り緊縛止血をする予定にしています。

ただ緊縛を行う幅が狭いヒモやロープなどで強く長く行う際は、神経を傷つけてしまう恐れがでてくるので、その辺は注意が必要です。

あとこういった大けがでなくとも、なかなか血が止まらない・・・という状況はあり、自分も昔やったのはナイフで指先を切ってしまうというものです。

指先を鋭利な刃物で切るとなかなか血が止まらず、気になって他の作業になかなか集中できません。

有効な医療器具も無い・・・そんな時は以前Twitterでも紹介させていただきましたが、ビニールテープがなかなか有効的に使用できます。

以前の装備の紹介でも書かせて頂きましたが、ビニールテープをカラビナに通し持っておけば他にもいろいろ使用できるので非常に便利です。

あと、指先ですとファーストエイドで紹介した輪ゴムが緊縛止血として役立ちます。(すぐ使えるよう救急品入れに通しています)

DSC_0453-875d1.JPG

いかがでしたでしょうか?

自分も自衛官の時に聞いた、教わった事を書かせて頂きましたが、日々医療は進歩しているので、より良い物、技術を取り入れ、いざという時に使えればと思います。

誰しも怪我をしたいと思う人はいないと思いますし、怪我なんてしないのが当たり前かもしれません・・・

ですが何かあった時、あれがあれば・・・どうやったら・・・となる前に、ある程度の方法は知っていて損は無いはずです。

これから自分も、より医療というものにも目を向けて、安全に狩猟ができるよう心掛けていけたらなと思います。

止血って大切だね!
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posted by Yu at 22:22| Comment(4) | 個人装備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。YU TLRさんと同様に、猪にやられて死んでしまう事件があったことは、とても残念です。 もしも外傷にあってしまった時の対処法のご指導ありがとうございます!もしそういうことがあったらその対処法を使ってみたいとおもいます・・・ 一番良いのはそういうことにならないように注意することなのですが・・・ あわないと限ったわけではないので、あってしまったら、使ってみたいと思います。
Posted by 平成 at 2019年01月26日 20:52
こんにちは。Yu TLRさんと同様に、猪にやられて死んでしまう事件があったことは、とても残念です。 もしも外傷にあってしまった時の対処法のご指導ありがとうございます!もしそういうことがあったらその対処法を使ってみたいとおもいます・・・ 一番良いのはそういうことにならないように注意することなのですが・・・ あわないと限ったわけではないので、あってしまったら、使ってみたいと思います。
Posted by 平成 at 2019年01月26日 20:53
スミマセン。二個入れてしまいました。
Posted by 平成 at 2019年01月26日 20:54
参考になったのでしたら良かったです。
狩猟の時以外にも、何かあった時、必ず役立つと思います。
ただ、この知識が役立つ事がないのが一番ですが。
Posted by Yu TLR at 2019年01月27日 13:57
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